【書籍レビュー】ゆうこす「共感SNS」
こんにちは!かすけです。
先日、インフルエンサーのゆうこすさん著「共感SNS」読ませて頂きました。
この本、一言でいえば
現代SNSの教科書
になるレベルで有益でした。
詳しく書いていきます。
正直、かすけ自身ゆうこすはアイドルグループあがりからの恩恵を受け、
メイクやコスメなどから人気なだけなのかと思っていました。
でも、この本を読んで180℃変わりました。
ゆうこすは、
今の僕では到底及ばないほど努力家です。
1. 発信の目的を明確にする
第一章では、徹底的な自己分析方法とSNSへの繋げ方を解説してくれています。
何故あなたは発信者となり、どのようなことを発信したいのか?発信の目的を明確にすることからまずはスタートする。
明確になれば今度は、わかりやすい旗をふりかざしていく。そうして認識されることを重要視し、そのノウハウが詰めこまれています。
周りとは一風変わった自分として認識してもらうことからスタートすべし。
経験談として数回出ていますが、
ゆうこすがアイドルを辞めた後、Twitterのフォロワーは2万人を超えていたとのこと。
その流れでファンイベントを実施したところ、実際に来てくれたファンは3人であったと。
この時ゆうこすは
自分の旗を掲げられておらず、応援したくなるような共通認識がなかった
と気がついたそうです。
なんらかの理由でSNSのフォローはしていたけど、アイドルを辞めたゆうこすに対して何を応援すべきかが明確でなかったということですね。
ゆうこすがネオぶりっ子として自分を差別化して知ってもらう途中経過をたまたま私は認識していました。その時は自分をぶりっ子として売りだすとか恥ずかしいなと思っていましたが、これも認識してもらう一つの工夫だったんだなと思うとやばいですね。
私の場合、ゆうこすのようにアイドルという肩書きすら持っていません。
ファンイベントすら開催することができない中、どのように周りと差別化して知ってもらうかを考える必要があるわけですね。
栄養士のような資格は会社名を背負って働いていた場合、〇〇社あるいは〇〇病院の栄養士さんですね!と信頼は得られます。
しかし、会社名を取り払った瞬間、資格を持った一般人と化すわけです。
なんとか自分がどんな人間なのか、世間を確立していくことが第一の課題ですが、ある意味0からのスタートなので何にでもなれます。
そういう意味では、しっかり自己分析をし、良くも悪くも拡散しやすいSNSを利用すれば参入できる可能性は高いですね。
しかし、晒されるような人間ではいけないので確固たる実力とSNSの間違った運用について知っておくべきですね。
2. 徹底的にSNSの外観にこだわる
次に第2章、SNSの外観に徹底的にこだわる方法を解説してくれています。
アカウント名、プロフィールの書き方と工夫、解析方法などです。
無機質なSNSアカウントはなんら特徴がないためどんな人なのかわからない。
これではフォローするにも共感が得られにくいわけですね。
・・・・・・。
これはやばい!自分のブログやん!!
すぐにわかりやすいブログに変えます・・・。
フォロワーからファンへ
今の時代は面白いですね。
ファンの一つ下の下層、フォロワーが出来上がりました。
第3章では、フォロワーから熱狂的なファンへと引き上げる方法を紹介してくれています。
イベント開催時、2万人いたフォロワーはファンではなかったと気づくわけですね。
ゆうこすはファンを5段階に分けて意識しています。
マニア→コアなファン→ライトファン→名前は知っている程度の新規→全くしらない新規
ゆうこすはこれによってSNSを使い分け、ニーズによってやり方を変えているとのこと。又、この差は主への「熱量」の違いだと言っています。
なるほどですね。
マニアにとってはyoutubeの動画では満足しません。直接本人に会いたがるわけなのでライブ配信。ライトファンには情報のファンと認識し商品紹介やレビューなどで動画解説をするとのこと。
私は今ライトファンですね(笑)
そりゃ自分の場合はフォロワーと作るところから始めにゃならんわけですね。
SNSと仕事の繋げ方
第4章では、実際ゆうこすが経験した仕事となり、収益になるまでどのような悪戦苦闘をし現状に至るかが書かれています。
ここまでくると、女社長ゆうこすの顔が出てきます。
僕の印象も既に変わっており、ただのぶりっ子ちゃんではなくなっています。
仕事の受け方からデータの作り方など急に会社に入ったような話をしてくれます。
私もむしろゆうこすより年上で仕事をしてきましたが、こんなにもこまめに仕事はした覚えはありません。
それくらい"ファン"という”ヒト”のことをよく考えて、マーケティングをしてきたのだと思いました。
死ぬ気で人脈を作れ
まるで会社員時代を思い出します。上司も一生懸命人脈を作っていたようにも思います
が自分はそれをなんとも拒否していたように思います。反省ですね。
最後に
ゆうこすは失敗することに対して肯定的に見ています。
失敗は残せ
失敗から学べ
というふうに。
この考え方は本当に様々な挑戦をしてきたのだとわかります。
それがゆえに、もっとこの人がどんな考え、普段はどんな人なのかを知りたくなりました。まんまとゆうこすのマーケティングにハマってしまいました。
ライトファン→コアなファンへの第一歩かもしれません。
是非、みなさんもこの本を読んで、SNS攻略、そしてゆうこすのコアなファンになりましょう!