【書籍レビュー】かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方②(秘められた能力について理解?)
!この記事は前回の続きとなります。
皆さんこんにちは!かすけです。
かくれ繊細さんについて学び、ほぼ合致していた事実と共にレビューしていこうと思います。
それがこちら
かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方
<こんな人は読んでみて!>
・自分は繊細さん(HSP:Highly Sensitive Person)かもしれない
・自分はHSPだと思うけど、なんか全てしっくりこない
<目次>
✅ はじめに(自分のこと)
✅ かくれ繊細さん(HSS型HSP)とは?
-------------------------------------↓今回は以降の記事になります。
✅ かくれ繊細さんの秘められた10個の才能
-------------------------------------↓次回は以降の記事になります。
✅ かくれ繊細さんのやりたいことの見つけ方
✅ かくれ繊細さんが才能を発揮して活躍するコツ
✅ かくれ繊細さんの秘められた10個の才能
本書では、かくれ繊細さんの才能は以下の10個
① 気遣い・相手に合わせる
② 本質を見抜く
③ 不適切さを察して正す、全体最適化
④ 真似をすることが得意
⑤ 深くのめり込む
⑥ 的確に検索・調査
⑦ 必要スキルの短期習得
⑧ 相手に合わせて指導できる
⑨ アイデアを思いつく
⑩ 予測して備える
① 気遣い・相手に合わせる
かくれ繊細さんとしては、
何故相手がそんな動きをしているのかを直感レベルで判断します。
直感レベルで判断しているのでとても気付くのが早いです。(動きとは別)
例にも出ていますが、
相手が狭い階段を登っている時に「焦らすまい」とゆっくり音を立てずに登り始める
これは直感ながら(私の場合)
狭い階段だな
↓
ここで自分が前より早く行くと重圧をかけてしまうかも
↓
ゆっくりいないように歩けばそんなことはないだろう
というような感覚が流れます。
それにより以下の行動へ移すという流れです。
しかし!大概私の経験では
さらに後の人がその姿を見てイライラし、「遅いな!」という一言で無駄に終わってしまうことが多いように思います。
こうなると
「え?あの時やっぱ遅く登らない方が良かったのか?でも…」
といったように
ぐるぐる考える状態が生まれます。
結果、自分がわからなくなるといった悲しい流れですね。
② 本質を見抜く
これははっきりと上司に言われたことがあります。
「曲がりながらも本質を見抜くね、君。」
曲がりながらもって何?と当時すごく考えていました。
この本を読んでなんとなく理解できました。
本書によれば、
かくれ繊細さんは人の小さな表情変化や行動の違い、緊張や心配、喜びなどの気分を見分けたり、人の適正を見抜けたりすることがある
ということがもはや
「霊感」「透視能力」のように思われる
と。
恐らく、上司の想像し得ないところから結論に辿り着くことがあったのかもしれません。
それが、
曲がりながらの本質
の意味だったのかもしれません。(言い方考えて欲しいですね笑)
③ 不適切さを察して正す、全体最適化
全体最適化というのは、
そのものの本来の姿や理想の状態にする
という意味であり
又、不適切さを正す場合、特に0→1を生み出すのではなく、1→2という促進するような働きが得意とのこと。
まず、私の場合思いつくこととして
様々な占いや誕生日大全のようなものを見ると
「理想主義」と出ています。
なるほど、性格なんだなと思っていましたが、さらにHSPが促進していた可能性があります。
0→1を想像することは確かに苦手かもしれません。
仕事をしている時も、指示内容が曖昧でほぼ0からスタートの場合、考えてしまう内容が多すぎてパンクし結局すぐに行動できなかったります。
1→2という感覚がまだ理解不十分ですが、相談されたりすることが多いのは、無意識に1→2の部分を見抜いて説明できていたからかもしれません。
④ 真似をすることが得意
この内容に関しては実は否定的に見てきました。モノマネなども嫌いで不得意です。
性格なのかもしれませんが、どちらかと言えばオリジナルな物を好む性格です。
しかし、よく考えてみれば
既にあるものの色違いであったり、ちょっとした人との違いを好むだけであってオリジナルを好んでいたわけではなかったのかもしれません。
実際、習字や模写などは子供の頃から得意でした。
もう少しこの内容に関しては自分の中でも噛み潰す必要があるのかもしれません。
⑤ 深くのめり込む
これは大賛成です。
のめり込むと言えばまだかっこいいのですが、
そのことしかどこへ行っても考えられなくなる
というのが私の場合です。
好きなゲームをしていて、負けたまま仕事に出れば、仕事中もそのことが頭から離れません。好きあらばあの時…とスイッチの切り替えまでかなり時間を要してしまいます。
こののめり込むという力はコントロールできれば無敵ですね。
本書では、「メタ認知」と「本心の言語化」が鍵になると書かれています。
*メタ認知とは、認知していることを客観的に把握し制御すること
⑥ 的確に検索・調査
本書では、調べ始めると芋づる式に調査が止まらなくなる
というもの。特に②と⑤の能力から来ていると筆者は書いています。
私自身も以前より
買い物が好きです。
特に
珍しい物を探しに行くこと
が好きです。
これって、繊細さんからくる物だったんだと理解しました。
最近転売などで品薄なものなど、すぐに見つけてしまうので便利な能力です。
⑦ 必要スキルの短期習得
これは自分でもよくわかりません。
本書によれば、④〜⑥の力が合わさって短期習得を発現できるとのこと。
どちらかと言えば、
真似をすることが苦手と思っている時点でスタートから転けている可能性があります。
なんとかせねば・・・。
⑧ 相手に合わせて指導できる
これに関しては経験談があります。
以前私は講師をしていた経験があり、又会社で勿論後輩育成などにも携わりました。
その際いつも思うことは
理解が遅いと言われやすい生徒や後輩を教育する際、とてもわかりやすい
と言われます。
自分は賢くない、アホだと思っていたので
他人のわからないがわかるんだ
と思っていました。
本書では、他人の理解や力量を推し量ることができるからとのこと。
なるほどと思いました。
他人が理解しているかどうかは確かになんとなく表情でわかります。
それが才能だったんですね・・・。
⑨ アイデアを思いつく
本書では
水平思考(新しいアイデア)を出すことに向いている
とのこと。
しかし
常識であらねばという思いが水平思考の邪魔をしている
とも書いてあります。
今までアイデアはたくさん出してきましたが、そのアイデアがぴたっと採用された感覚は非常に稀です。
なので、常識であらねばという思いに邪魔をされている可能性はあります。
なんとか、常識をいい意味で捨てたいと思います。
⑩ 予測して備える
前回にも話しましたが、
なんでかわからんけど、嫌な予感がして見直すとやっぱりミスしてた
という発見は数多くありました。
その代わり分、はずれることもありましたので結果
仕事が遅い
と言われることもありました。
ただ慎重なだけ
と思っていましたが、
準備については最初は予測するが、慣れてくると”なあなあ”になってくる
とのこと。
確かに、同じ状態をずっとすることに飽きてしまい、結果”なあなあ”になっていたことも多々ありました。
当てはまりすぎてまだ情報が整理しきれていないことは否めませんが、
本書に書いてある通り
持っている能力を謙遜している時では、まだ能力を発揮できない
との言葉にややびくっとしました。
------------------------------------------------------to be continued!