【書籍レビュー】かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方③(やりたいことの理解?)
!この記事は前回の続きとなります。
皆さんこんにちは!かすけです。
かくれ繊細さんについて学び、ほぼ合致していた事実と共にレビューしていこうと思います。
それがこちら
かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方
<こんな人は読んでみて!>
・自分は繊細さん(HSP:Highly Sensitive Person)かもしれない
・自分はHSPだと思うけど、なんか全てしっくりこない
<目次>
✅ はじめに(自分のこと)
✅ かくれ繊細さん(HSS型HSP)とは?
✅ かくれ繊細さんの秘められた10個の才能
-------------------------------------↓今回は以降の記事になります。
✅ かくれ繊細さんのやりたいことの見つけ方
✅ かくれ繊細さんが才能を発揮して活躍するコツ
✅ かくれ繊細さんのやりたいことの見つけ方
かくれ繊細さんのやりたいことが
足踏み
しているのは、
本書では8つのフェーズがあるとされています。
(8つもフェーズがあるのか!?・・・(泣))
紹介されている8つのフェーズとして
① 「いい人」になっている
② 思考で答えを導き出している
③ 善良なところ・弱いところを受け入れない
④ 期待に応えるために自滅する
⑤ がんばり続ける未来に疲弊する
⑥ 自信を持てないで自滅する
⑦ 失敗で終了する
⑧ いつか必ずやり遂げると思う
各章には、
体の感覚から判断する
自分を納得させて
腑に落とす
作業がいくつか提案されています。
ここで書くことはできませんが、是非本書に沿ってやってみてください。
① 「いい人」になっている
こんなもん、いっっっつも言われることです。
恋愛でもいい人止まり!とか言われます。
「誰が作ったんだその言葉!」と思ったくらいです。
このフェーズでは
人に頼ることができない
という状態がまずいそうです。
確かに、あまり仕事をしていても人に頼らず自分でやりたいタイプでした。
先輩や同期にお願いすると、自分の実力のなさにイライラし、後輩にお願いすると情けない気持ちになるからです。
そもそも、性格上
人を喜ばせることが好き
というところも、どうやら自覚なしにいい人を演じていたことなのでしょうか。
(恋愛でも本当八方美人だし・・・)
② 思考で答えを導き出している
いわゆる頭でっかちで行動できないパターンですね。
直感から感じ取ったことを頭で考えて
そこに特有の警戒心を加える
ことにより行動に移せなくなるということです。
これは、自分の直感に自信を持っていないとも言えますし、怖いとも言えます。
人を信じすぎる純粋な心や後悔から起こる「不信」であり、体でわかるやり方に制御をかけている状態です。
これも勿論該当します。これも恋愛の際、同じ状況が起こっていることが多いです。
それ以外にも多々
頭で考えて完結、行動できない
パターンはありましたが、以前より
行動しなけりゃ何も始まらない
と自分に言い聞かせる機会があってからは、通常では大分と改善されたように思います。
でも、体で感じるとは言いますが
全ての直感が当たるわけではありません。
なので、どの直感が当たっていたのかをコントロールできないと
今感じたことが正しいのか?
という疑念も湧いてきます。
本書のワークにも挑戦してみましたが、なかなか改善は困難な印象です。
③ 善良なところ・弱いところを受け入れない
このフェーズでは、繊細さんが苦手とする人を嫌いを表に出すこともできている。
自分のことは表面上は上手くいっているのに、満足できていないという状況。
本書によれば、自分の良心・優しさ・誠実さ・正直さを封印しているとのこと。
私の理解によれば、
かくれ繊細さんは正の感情と負の感情を通常よりもう一段階強い感情を持っていて、今回の場合は負の感情をコントロールすることに必死になり、正の感情を封印してしまったということです。
本書で実際のカウンセリングと同じく、私も母親から
「ずるくなりなさい」
と言われてきました。
正直、どうずるくなるのかわかりませんでした。
仕事をする際、一部
ずるい=効率が良い
とわかって少し腑に落ちた経験はあります。
カウンセリングの患者さんは、ずるくなれ、という言葉で自分を素直にずるい自分を作りだし、本当は優しく誠実な自分を封印してしまっていたそうです。
結果、上手くいかないという流れに入ってしまっていたようです。
なんとも難しい課題です。
④ 期待に応えるために自滅する
これね。
今流行りの期待に応えるだけの人生を送っていませんか?
というやつです。
HSPから来てたのか・・・と思いました。
本書では、特に何もなく上手くいく繊細さんが、結果自分はうまくやることを望まれていると思ってしまい無理をしてしまう。
という流れです。
これ私の場合、
既に自信を無くしてしまっています。
周りに聞くと意外にも
できているよ
と返答がきます。
しかし、毎回褒めてもらえるわけではなく、ミスもするので
自分がなんでもできることを利用されている
と勘違いしている自分がいました。
つまり、
割となんでもできてしまう
↓
それを理解して仕事が降ってくる
↓
(実は無理をしているのに)なんとかこなす(でも実際本人は満足していない)
↓
仕事が降ってくる
の繰り返しで満足していない自分の不満が爆発し最後は
利用されているだけだ!こんなにしんどいのに!
となってしまうわけですね。
なるほど、自信を持とうと理解しました。
⑤ がんばり続ける未来に疲弊する
これは正直わかりません。
本書では、社会的成功を収めている
ことから、うまくいっている自己から未来を想像して疲弊してしまうとのこと。
うまくいっていません!!(笑)
⑥ 自信を持てないで自滅する
これは、物事を器用にこなしていても、自信が付いてきていないという状況。
④とよく似ていますね。
本書では、
物事をいちいち評価しない
と良いとのこと。
実践してみようと思います。
⑦ 失敗で終了する
このフェーズは、自分の失敗を払拭するために他に何かすれば良いと思ってしまっている状態のこと。
これは非常に危険。
つまり、過去の失敗を持ち前の好奇心でカバーしたものの、癒えきっておらず体が前に進みたくないと反応している状況です。
この状況、もしかしたら自分にも隠れている可能性はあります。
少し過去を探りなおしても良いかもしれません。
⑧ いつか必ずやり遂げると思う
負けず嫌いなゆえ
いつかやれなかったことをやろうと思いながら、そのチャンスを狙いつつ目の前の生活をやりくりしている状態。
待機中
である状態。
一人反省会をやめるように提案があります。
しかし、いくら隠れ繊細さんでも全て上手くいきすぎることはないので、
後述されている一人反省会はさっさと切り上げるという方がしっくりきました。
✅ かくれ繊細さんが才能を発揮して活躍するコツ
以下の3つを整えることが重要。
① 環境を整える
やはり、一度に色んなことマルチにすることは向いていないようです。
本書でも、ステップは小さく進め、できるだけ邪魔者のいない一人での活動も一つであると提案されています。
最近
半分は雇用・半分は自分でやる
ことがとても楽だなと感じていました。
本書でもはっきりと
組織に所属せず、個人で小規模な起業が向いている
と書いてあります。
たまたまと思っていましたが、必然だったのかもしれません。
会社を辞めて1ヶ月。この本に出会いました。
② 自分を扱うスキルを身につける
「一人で籠る時間」と「人と話す時間」を行ったり来たりすることで、精神的なケアをしつつ刺激ももらえるとのこと。
会社員時代はどこに行っても刺激ばかり。
トイレくらいだったのかもしれません。
又、会社を辞めて思ったのですが、
「面倒臭い」という言葉が極端に減りました。
本書によれば
「面倒臭い」という言葉は本音を隠す言葉になりやすいそう。
これも、つらい自分を上手く隠そうと放っていた言葉だったのかもしれません。
③ 特性を踏まえたやり方で取り組む
かくれ繊細さんはどうやら、会社で決められたことを決められたようにすることが苦手。そのために、
全体を把握する
という言葉が非常にしっくりきました。
以前より、我慢し続けてきたことも全体を把握することによってアイデアが浮かびやすくなった経験を数回、してきました。
これに関してはなるほどできているかも、と理解しました。
最初にも言いましたが、
この本に当てはまりすぎて若干混乱している自分がいます。
この記事はできればもっと改善して皆さんのわかりやすい記事に書き換えることができればなと考えております。
最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。