糖尿病の食事療法ヒント〜対策編①
皆さんこんばんは!かすけです。
本日は、①〜③で紹介した項目の対策法について書いていきたいと思います。
又、ここに示す対策は健全な方々にも通じるものもあると思いますのでご参考になれば幸いです。
食べ過ぎ
食べ過ぎてしまう人の原因はいくつかありますが、次の5つが多いです。
① ご飯など炭水化物の食べ過ぎ
② 早食い
③ 夕食の暴食など不規則な食事
④ 適正量を知らない
⑤ お酒
⑥ 油物の食べ過ぎ
ダイエットにも勿論通じることですが、そもそもダイエットは運動がないとなかなか短期間での体重減量は難しいです。食事だけで痩せるならば、根気強く長期間続けないと意味がありません。栄養学的には、一ヶ月に1kg痩せるのに適正量から約7000kcal/月マイナスしないといけないと言われます。
(1kgは1000g。そのうち8割が脂質とされており、800gとなる。脂質は1g=9kcalなので、800✖︎9=7200kcalとなります。)
そのため、ダイエットならば運動を含めてする方が理論的にも効率が良いのです。
炭水化物の食べ過ぎ
炭水化物の食べ過ぎに悩む方がほとんどです。日本人だからお米が美味しいことは仕方がないと思いますが、やはり限度はあります。
ご飯を食べることを意識的に抑えられる人は問題ないのですが、大半が難しいと話します。カロリーをお伝えしても実感がないので、おすすめは
野菜から食べること
です。
これは皆さん結構ご存知なのですが、いざ実行するにも野菜がなかったりとご飯ばかり食べてしまっているのが現状です。
なので、野菜をしっかり食べた後にご飯を食べると決めてしまいましょう。
野菜は持ち前のシャキシャキ感と噛みごたえがあるので満腹感を感じさせる力を持っています。又、血糖値は食物繊維により吸収が遅くなり、血糖値の上昇もゆるやかになると言われます。
野菜を多くすることと、ご飯を減らすことは密接に関係していますので、是非試してもらえればなと思います。
早食い
人間が満腹感を味わうまで大体20分はかかると言われています。
早食いの人はその20分もかかっていないことが大半です。
そのため、満腹感を得られずに「おかわり!」となってしまいやすいです。
これも①と同様に野菜から食べたり、食べ方を考え直してみてはいかがでしょうか。
おすすめは
食べたら一旦お箸を置いてみる
という食事の基本的なマナーを実践してみてはどうでしょう。
最初は面倒だとは思いますが、ちょっとしたこの所作違いで早食いを防げたりします。
③以降は次回にお話しします!有難うございました!